加齢による運動器の変化

おはようございます、

 

トウイーです。

 

今回は、加齢による、自分の骨と筋肉の変化について、お話します。

まず、骨から説明します、骨の変化については、中年期になると、椎間板に変化が現れ、老年期には椎骨の変化も現れる、基本的には、加齢に伴う代謝の 変化や閉経によって、骨量が著しく減少していき、骨粗鬆症になる、エストロゲンの減少により、女性では閉経期を境に骨ミネラル量が急に下降していく、エストロゲンは骨吸収抑制作用を促し、破骨細胞や骨芽細胞の働きをコントロールしているので、これも女性が男性より、骨粗鬆症になりやすい原因である、閉経によりエストロゲンの分泌 が低下すると、破骨細胞が活性化され、骨吸収が強まり、その結果、骨吸収が骨形成より活発になる。また高齢者では摂取されるカルシウムの不足や吸収に必要なビタミンDの減少のため、腸管からのカルシウム吸収が低下している、そこで血液中のカルシウムの不足を補うため、副甲状腺ホルモン(PTH)が骨に作用し、骨吸収が増えることになる、骨ミネラル量が減少するにつれて、骨折の危険性が大幅に上昇する、特に圧迫骨折が起こりやすいです。

関節の変化については、20 代や30代から関節軟骨の変性が始まり、変性が進行すると、関節軟骨の破壊や消失、骨棘の形成、滑膜の肥厚、炎症が生じ、変形性関節症になる、膝関節や股関節など体重のかかる荷重関節に発症し易く、60 歳以降に症状が現れ、関節の痛みやこわばり、肥大により可動性が低下するようになります。

筋の変化については、筋肉は長期間運動を制限すると、萎縮する、加齢に伴う萎縮では、さらに筋線維の再生が衰え、筋組織が結合組織に置き換えられ、筋線維の数も減少する、筋の萎縮に加え神経系の機能も低下するため、高齢者の筋力が低下する、よって、転倒などによる骨折が起こりやすいことや、 骨折によっては、歩行ができずに色々な合併症を引き起こすことが多いです。

 

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