変形性膝関節症

おはようございます。

田中です。

 

今回は変形性膝関節症について紹介します。

膝関節の軟骨がすり減り変性したり

関節の摩擦により骨硬化や骨棘ができ痛みや運動制限

起こす進行型の疾患になっています。

 

原因としては、

老化や体重の増加以外の原因が分からない

一次性変形性膝関節症

 

外傷、先天性、後天性の膝関節疾患に続発する

二次性変形性膝関節症

があります。

 

一次性変形性膝関節症は加齢、荷重、動脈硬化、

肥満、関節軟骨破壊酵素の活性化、

性ホルモンバランスの影響も考えられている。

 

 

二次性変形性膝関節症は半月板損傷、靭帯損傷、

骨折、化膿性関節炎、関節リウマチなどに

続発することが多い。

 

 

症状としては、

座っている状態から立ち上がる際に痛みがあったり、

膝の内側に特に痛みが出やすい。

 

症状が進むと膝関節周りが腫れることがある。

 

 

治療としては、

体重減量、長時間歩行の制限、正座を避ける

などの生活指導。

 

そして、太ももの筋肉トレーニング、

水中歩行トレーニングを行う。

 

痛みが強い時は、鎮痛薬、ヒアルロン酸、

ステロイド薬などを用いる。

 

症状が進行すると人工膝関節置換術も行われる。