ネフローゼ症候群
おはようございます。
田中です。
今回はネフローゼ症候群について紹介したいと思います。
ネフローゼ症候群は浮腫が主にみられ、
乏尿、全身倦怠感、食欲不振なども見られる。
原因としては、腎臓からなる一次性のものと、
色んな疾患から影響する二次性のものがある。
大量のたんぱく尿や低たんぱく血症、血清コレステロール高値
などがみられることが多い。
腎機能検査で
クレアチニンクリアランスが低下する場合がある。
クレアチニンクリアランスは腎臓の糸球体でクレアチニン
のろ過量と血液中のクレアチニン量の比較により
求められる数値でこの数値が低いと腎臓の機能が
低下しているとされている。
治療としては、入院安静、保湿を心がける。
食事は浮腫、高血圧がある場合は食塩を減らし、
水出納バランスを維持する。
二次性のものは、原因疾患の治療が優先される。
軽症の場合は治ることもあるが、再発することも
ある。腎疾患の場合は進行性である。
薬は副腎皮質ステロイド薬、利尿薬などが使われる。