鉄欠乏性貧血

おはようございます。

田中です。

 

今回は鉄欠乏性貧血について紹介しようと

思います。

 

鉄欠乏性貧血とは、鉄が減り赤芽球内で

ヘモグロビンとの合成に障害が出ている状態で

それにより、血が不足し貧血を起こすと

いうものです。

貧血の中でもこの鉄欠乏性貧血が最も

よく起こります。

 

原因は、鉄の供給の低下、吸収不良、

慢性的な出血、成長期や妊娠中などです。

 

症状としては、顔色不良、息切れ、動悸、

めまい、頭痛、異疲労感、スプーン状爪など

が起こる。

 

治療として、経口鉄剤の服用をし、鉄の不足分を

補う。消化管障害がある場合は、鉄剤を静注。

消化管の出血などがある場合は、出血部位治療を

直ちに行う。

鉄剤などを服用すると予後は良くなるが、

再発しやすいので日頃から鉄分を摂ることが

重要です。