腎・尿管結石症
おはようございます。
田中です。
今回は腎・尿管結石症について
紹介しようと思います。
腎臓又は尿管に結石ができそれが原因で
症状の出る病態のことである。
生涯罹患率は5.4%と高く、20〜50代に多く
男性がなりやすい。
なる原因として、
全体の90%はシュウ酸カリウム結石
その他は、リン酸カルシウム結石、尿酸結石
である。
主な症状は
疝痛発作、血尿、結石排出が見られる。
腰背部から下腹部にかけて激痛が放散する。
尿意切迫感、残尿感、頻尿も伴う。
診断として、
疝痛発作が診断のきっかけになることが多い。
尿検査で血尿がみられる。
治療として、
水分をよく取るようにし、結石を排出させる。
カルシウム、食塩、プリン体を制限する。
全体の80%は自然に排出される。
されない場合は手術を行う。
結石が排出されれば症状はなくなる。
基礎疾患が原因の場合は基礎疾患の治療を先に
行う。