変形性ひざ関節症

 

おはようございます◎

 

今日は小野が変形性膝関節症の話をしたいと思います。

 

変形性膝関節症は、

膝のクッションとして働いている関節軟骨が加齢にともないすり減っていくことにより、

炎症が起きたり変形したりして痛みや腫れを生じる病気のことです。

最初は立ち上がりや歩き始めなど動作の開始時に痛みが現れます。

特に膝の内側が痛くなることが多いようです。

ひどくなってくると階段の昇り降りや正座が難しくなり、

日常生活にも支障をきたすようになります。

 

この病気は明らかな原因がないものが大多数を占めていて

加齢とともに膝の関節軟骨がすり減ることで発症するものが多く、

肥満などが関係しているとされています。

特に筋力の弱い女性に見られることが多くあります。

 

問診と触診、検査で診断されますが

問診では、主に膝の痛みなどの自覚症状について確認します。

触診は実際に関節を触って、膝関節内側の痛み、関節の曲げ伸ばしなど動きの状態、腫れ、変形、関節の不安定性などを調べます。

検査では、主にレントゲンで膝関節の状態を観察します。

 

変形性膝関節症の場合には、写真で軟骨の下にある骨が硬くなる「軟骨下骨硬化」や、関節のすきまが狭くなる「関節裂隙の狭小化」、とげ状の骨である「骨棘」などがみられます。

整形外科などでレントゲンを撮ってもらえますが、

整骨院でもエコーで軟骨の状態を観察することも可能です。

 

もちろん、うちにもありますので気になる人はお尋ね下さいね!

 

これらの治療方法は

大きく分けて2つ、「保存療法」と「手術療法」です。

保存療法では「生活指導」を基本として、「運動療法」「薬物療法」「装具療法」を組み合わせて行います。

この中でも運動療法は、太ももの筋肉を鍛えて膝の負担を軽減する、というものになり

 

さわやか院に置いてある筋トレ椅子、通称「オレンジ」がとても効果的になってきます。

 

膝の痛みのため体を動かさず運動不足になると、膝を支える筋力が低下し、体重増加を招きます。

その結果、膝への負担が増え、痛みが増すという悪循環をきたすのでご注意下さい。

変形性膝関節症の治療目標は、痛みを軽減して膝関節機能の改善を図り、日常生活動作を低下させないことです。

完治は難しいですが

ぜひ筋肉を柔らかくもみほぐしてストレッチしながら

筋肉をつけて僕たちと一緒に対抗していきましょう◎

 

長々とありがとうございます。

小野でした。