自律神経失調症に対する精神方面の影響

おはようございます、

 

トウイーです。

 

今回は、僕の卒業論文の内容の一部、自律神経失調症に対する精神方面の影響について、お話します。

 

自律神経失調症に対する精神方面の影響は、

自律神経のバランスが崩れる誘因には、人間関係や仕事のプレッシャーなどの精神的ストレスや過労、さらに光や音、温度などの身体的ストレス、また慢性的な寝不足、不規則な生活や偏った食事などが生体リズムを狂わせてしまい、自律神経の乱れに繋がる。精神方面に対する影響や関連性は、自律神経失調に随伴しやすい精神症状としては、イライラや不安、不眠、記憶力低下、集中力低下、感情の起伏が激しくなる、臆病などがある。それ以外、自律神経失調は精神疾患(特にうつ病、不安症など)の発生に影響を与える重要な生理学指標と考えられて来た、一方、精神状態も自律神経に影響を与える。具体的には、自律神経失調症でよく見られる精神症状(うつ、不安、否定感、感情の起伏が激しくなること)から説明すると、自律神経失調症は、生体防御の一つとして、考えられます。

1)うつ・不安。

うつ・不安では、情動の脳内機序として、脳内セロトニン・GABAの低下、脳内CRFの上昇が知られ、脳内ノルエピネフリンについて上昇と低下の両者は一定していない、セロトニン(5-HT)濃度の低下に加え、海馬の萎縮やBNDFの発見が減少していることが報告されている、それ以外、ストレスホルモン放出機構の調節不全(HPA軸の過剰活性)及びCRF(ストレス時に分泌が促進し、下垂体の副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)を介して、副腎のコルチゾール分泌を促進)が神経の異常が密接関連している、心理的ストレスを長時間受付続けるとコルチゾールの過剰分泌により、海馬の神経細胞が破壊され、萎縮すると、うつ・不安が発症します。

 

2)否定感

前頭野の高次機能は神経伝達物質のドーパミン、セロトニン、ノルエピネフリン、GABAなどによって支えられている、これらの物質が欠乏すると、前頭葉系の障害を示したり、情動障害を示したりする。前頭葉の情動障害が無気力、動機喪失、無関心などの消極な反応が現れる、ストレスによる自律神経失調症で、GABAが低下すると、情動障害が発症すると考えられます。

 

3)感情の起伏が激しくなる(イライラから臆病・不安になる)

ストレスによる自律神経失調症は、血漿CAMP/CGMPを低下させ、そのため血中脂質が上昇し、肝の微小循環が悪くなり、肝類洞血容量が上昇する。すなわち、肝が亢進している状態であり、肝機能が異常になる、これによって人体内のビタミンB3が欠乏になる、情動の変化も、最初は肝機能の異常によって、血圧が上昇し、イライラになるが、その後、もしビタミンB3欠乏症になると、臆病・不安の情動が現れると考えられます。

 

以上です。

 

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