花粉症

 

おはようございます

 

 

院長の藤本です

 

 

 

今日は花粉症について調べたのでのしておきますね

 

花粉症とは、どのような病気なのでしょうか。正式には「アレルギー性鼻炎」のひとつで、花粉がアレルギーの原因物質(アレルゲン)となるものをいいます。

ではなぜ花粉が原因で、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどを起こすのでしょうか。

1.花粉が鼻やのどに入ると、白血球(とくにリンパ球)がそれを異物と判断します。

2.花粉を排除するために、リンパ球は肥満細胞などの表面に抗体(IgE抗体)をつくります。

3.再び花粉が入ってくると、抗体が反応し、肥満細胞などからヒスタミンなどの化学物質が分泌されます。

4.このヒスタミンなどの働きで、くしゃみや鼻水が生じ、花粉を外に追い出そうとします。また鼻づまりを起こし、花粉が中に入らないようにもします。

つまり、くしゃみ・鼻水・鼻づまりは、いずれも花粉を撃退するためのからだの反応なのです。しかし、このメカニズムからもわかるように、鼻やのどに入る花粉が多いほど、くしゃみや鼻水なども多くなり、それだけつらい症状になってしまいます。

そのため花粉症の予防、あるいは症状を軽くする基本は、体内に入る花粉をいかに減らすかにあるのです。

 

 

 

 

花粉症の治療は、薬によって症状を抑える方法が基本となります。病院では、「重症かどうか、ほかのアレルギー疾患を併発していないか」などについて検査した上で、ステロイド薬や抗ヒスタミン薬などを使った治療が行われます。

治療法には大きく分けると、予防的療法(初期療法)、導入療法、維持療法の3つがあります。

 

◎予防的療法…症状が出る前から行う予防的な治療。

◎導入療法…症状が出てからやわらげるための治療。

◎維持療法…よくなった症状を維持するための治療。

 

このうち、一般の人がまず知っておきたいのは予防的療法です。この治療法は、花粉が飛び始める少し前(2週間前)から、アレルギーを抑える薬を使って予防する方法です。予防的療法を行うと、症状が出るのを遅らせたり、症状を軽くするなどの効果がみられます。

ただし、この治療を行うには、花粉が飛び始める前から病院を受診し、飛散が終わる時期まで継続して治療を続ける必要があります。毎年、花粉症でつらい症状に悩まされている人は、早めに受診して医師に相談してください。